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学校が再び閉鎖されたニューヨーク市内で、遠隔授業を受ける生徒に安全な学習スペースを提供する「ラーニング・ブリッジズ」プログラムが脚光を浴びている。ゴッサミストが21日、報じた。
このプログラムを実施するのは、ニューヨーク市教育局(DOE)から委託を受けたコミュニティーの非営利団体。例えば、ブルックリン区のビーム・センターやキングスベイYではK3から8年生までの生徒を受け入れている。責任者が常駐しており、保護者は安心して仕事に出かけることができるという仕組みだ。こうした学習スペースは市内に406ケ所。4万人が利用している。DOEは、10万人が利用できるまでに増強したい考えだ。
ただし、現状では受け入れ人数に限りがある。そのため、エッセンシャルワーカーや必要の度合いの高い家庭を優先している。また、障害を持つ生徒は受け入れ難いようだ。同区ベッドフォードスタイベサント在住のレベッカ・ウィンケルさんは病院のサイコロジストで、エッセンシャルワーカー。それにも関わらず、娘2人の受け入れ先が見つからない。1人にてんかん症状があるためだ。「子供を扱う場所なら、全ての子供を平等に」とウィンケルさんは訴える。DOEも障害を持つ生徒に関して善処するよう検討中だ。
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